MENU
時間がない.com  >  ,   >  「時間がない」現代の人たちに必要な、大切なこと

「時間がない」現代の人たちに必要な、大切なこと

現代人は、とかく忙しい。

スローライフもいいな、なんて頭では思うけれど、結局日々の生活をおくるには稼がなくっちゃあ、いけません。そうして気づくと、仕事に、生活に、時間に追われている……。そんな忙しい日々を過ごす私たちに必要なものは、いったい何なのでしょう?

こんな疑問から生まれたのが、サイト「時間がない.com」です。忙しい日々を過ごす人たちが、それぞれお互いの知恵や工夫を教えあう場所があるといい。そこでは、忙しさを和らげる道具を知ったり、忙しさのなかでも楽しむアイデアを知ったりできる。そうして知った、日常をちょっと便利にする道具やアイデアで、忙しい生活をより良いものにしていこうじゃないですか。

まだ立ち上がったばかりのサイトながら、忙しい日々を乗り越える知恵が徐々に集まりつつある「時間がない.com」。ある日、ふとした同僚からのひと言で、おもしろい会社と出会います。それは、自然素材にこだわって家づくりをしている「アトリエDEF」という会社。話してみると、彼らは言うのです。

「じつは人だけじゃないんです。山にも、自然にももう、”時間がない” んですよ。」

え。それってどういうことですか?

(今回は、時間がない.comメンバーとアトリエDEFとの対談をお届けします)

忙しさに追われる人たちが、お互いに助けあう場をつくりたい


時間がない.com 北風祐子(以下、時・北風) こんにちは、はじめまして。

アトリエDEF 大井明弘(以下、ア・大井) こんにちは。「時間がない人たち」に向けた、助けあいの情報の場をつくっていらっしゃると伺いました。

時・北風 そうなんです。私だけでなく周りの人も忙しくて、特に子どもがいる家庭や、共働きの家庭のかたは、ほんとうに忙しい。とにかく追われるように暮らしているなかで、もうちょっと「同じ時間がないなかでも、工夫のしかたがあるんじゃないか?」と思うようになったのが始まりです。

ア・大井 いまの人たちは、誰もが忙しいですよね。

時・北風 なんとかしたいですよね。それで、すでに世の中に工夫の情報があるかな、と思って、雑誌とかサイトとかいろいろ見てみたのですよ。けど、情報はいっぱいあるようで、意外に”ちょうどよいもの”がないんです。これが。

たとえば、時間がないことの問題点を整理してくれているのはいいけれど、解決策が具体的じゃなくて「で、どうしたらいいの?」って思う情報だったり。あと、解決策は書かれているのだけど「それホント正しいと思うけど、時間やお金があったらできることなんだよー。こっちはそのどちらもないのよ!」って思う情報だったり。そんな情報はたくさんあるんですよね。

けれど私が探していた情報は、もっと具体的なもの。目の前の「時間がない」っていう状況をどうしたら少しでも楽にできるのか?とか、どうしたってスグには変えられないその状況をなんとか前向きにとらえておもしろおかしく暮らす方法!とか。そんな情報はないのかなーと思って、ふと周りの人たちに聞いてみると、みんな1つや2つは、オリジナルのおもしろい工夫を持っているんです。そんな周りの情報のほうが、よほど具体的で役に立つ!

だったらそれを共有すれば「時間がない人」たちがもっと楽になるんじゃないか、ということを思ったんです。

ア・大井 何気ないことに、目からうろこが落ちることはありますよね。

僕たちアトリエDEFは、自然素材の住まいと暮らしづくりを提案している組織なのですが、その活動のなかで「デジタルデトックス」ということも手がけているんです。これに対する、都会の「時間がない」人たちの反応が、それはもう、すごいんですよ。

やっていることは特別なことではなくて、一泊二日や二泊三日、農業体験や山村体験のような場所へ行ってデスクやデジタルの世界からまず離れてみる。そうして少しのあいだでも、ほんとうに暮らしてみる。たったそれだけのこと。なのに、体験した人たちは、ふだんの忙しい生活の質がぜんぜん変わっていくみたいなんです。

時・北風 そうそう! 「時間がないのに、こんなことしてていいのかな」と思いながら、日々の、目の前のできごとに追われてしまっている人はたくさんいるんですよね。けれど何かきっかけがないと、何をすればいいかにも気づけないんです。

そして、そのきっかけも、なかなか自分では探せない。だって、時間がないから。

病気になって、ほんとうに「時間がない」と気づいたとき、大事と思えるものとそうじゃないものがハッキリ違って見えてきた

ア・大井 北風さんは、どうして気づいたんですか?

時・北風 私の場合は、病気でした。去年の今ごろに、乳がんと診断されたんですね。超早期でステージ0という時期に見つかったので、大丈夫だといちおう言われているんですけど。

もともと「時間がない人たちが助け合える場所を」というこの企画自体は、実は3年も前に考えていたんです。考えていたんですけれど、特に手をつけていなかったんですね。

けれど、がんだって聞いて、もしかしたら死んじゃうのかな?と思った瞬間に、ほんとうの意味で「時間がない」と思ってしまった。すると意外なことに、日々の生活のなかで、ほんとうに大事だと思えるものと、そうじゃないものが、ぜんぜん違って見えてきたんです。目に見えて、キラキラと光っていたり、暗くぼやけて視界に入らなかったりと、分かれて見えるんですよ。なんだか、そんな術を会得できたんです。

そのときに、この「時間がない.com」の企画は、キラキラと光って、残っていたんですね。

ア・大井 なるほど。それで、どうして僕たちに声をかけてくださったのでしょうか。

時・北風 先ほどお話ししたように「時間がなくて困っている人たちが、助けあう場をつくりたい」と活動しているなかで、どうしても、「もっと具体的なモノやサービスも届けたい」と思ったんです。情報を届けるだけでももちろん役に立つんですけど、モノやサービスが生活に入り込むと、スグに分かりやすい変化が起こると思うんですよ。

そうしたモノが一個あることで、「時間がない.com」が時間がない人をどう助けたいと思っているのかが、分かりやすく伝わるんじゃないかなと。そういう、シンボルになるようなものをつくりたい。そんな話をしていたら、同僚が、「アトリエDEFという素敵な会社があるんですけど、一緒にできることがないですかね」と紹介してくださったんです。

ア・大井 ありがとうございます。僕たちがふだんから、山にも、自然にももう「時間がない」と言っているからですかね。

時・北風 それ。「山にも時間がない」って、どういうことなんですか?

ア・大井 では、ここからちょっとアトリエDEFの取り組みを紹介させていただきますね。

山を生かすことが、結局は人を生かすことにつながる。また、都会の忙しさに染まった人が、山に訪れることで生き返るということもある。そんな考えのもと、いろいろと活動をしているんです。

アトリエDEFとの共同でつくった、時間がない人にとどけたいモノ第1弾はこちらから
https://jikanganai.thebase.in/

(次に続きます)

RANKING

TAGS

お出かけ キッズアイテム キッチン ファッション 仕事 健康 子育て 家事 家電・電子機器 料理 時間がない 時間がない人のための木のトレイ 本と音楽 海外事例 生活日用品 趣味